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韓国ドラマ『ロマンスは別冊付録』感想 評価 レビュー(ネタバレあり)

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ロマンスは別冊付録 感想 評価 レビュー

韓国語タイトル: 로맨스는 별책부록 ロメンスヌンピョルチェクプログ
・2019年韓国放映 / 2020年1月視聴
・出演イケメン:イジョンソク 
・内容:出版社を舞台にした、バツイチ年上女と年下男のロマンス

5に近い4.5!(5点満点)
総合  ★★★★☆
イケメン ★★★★★
ときめき ★★★★★
ストーリー ★★★★
脇役 ★★★★
ドラマ班平均点:4.5
※ドラマ班とはインコヌナの韓国ドラマ好きの仲間4人組です。

イジョンソク 兵役前最後の作品

※この先多少ネタバレありますので、ご注意(確信にはふれないように書いてます)↓↓↓↓↓

こちらの作品も大好きなイジョンソク君の入隊前最後のドラマって事で、早くみたくてウズウズしておりました。
結論から言って、文句なしの素晴らしいラブコメです。すべての要素がラブコメの要素からはみ出る事なく、それでいてすべての要素が期待以上です。
ロマンスの要素だけではなくて就職活動のつらさとか、仕事のつらさとか楽しさもしっかり描かれていました。
インコは就職活動には苦労した年代なので、ダニと立場は違えどその絶望感は分かる。普通に働きたいだけのに、なぜこんなに大変なんだと。。。
そして入社してからもまた大変で。日々戦いですね。

あと本ができるまでの経過すごく良かった。私も物を作る仕事をしているので、誤植があって訂正シールを貼るとか、そういうつらさは共感するところがありました。つらいけど、同僚で一丸となって乗り切る、しんどいけどなんか団結感がちょっとだけ楽しい、みたいなのも、わかる~ってなりました。
売れなくなった本がゴミになるところを見学にいったりするのも、心揺さぶられました。
自分が世に出るまでに関わった物が廃棄されるのはつらい。華やかな部分だけじゃなくて、そういうところも描いてくれてて、すごく良かったです。
仕事への向き合い方とか、一生懸命やる事の大切とか、そういう面でもしっかり感動できる作品でした。
 

そしてなんといってもラブ部分も最高。
ヒロインがヌナ設定(年上彼女の設定)なんですわ。
妄想しやすい。見ながらヒロインに感情移入しやすい。
ヒロインのイナヨンさん、初めましてだったのですが、なんと!ウォンビンの嫁なんですね!
旦那がウォンビンで久しぶりに出たドラマの相手役がイジョンソクだなんて、うらやましすぎる。
ヒロインもそりゃもう美人で。さすがウォンビンに選ばれたヨジャ(女)や。

あえてイチャモンつけるとしたら、ダニ(イナヨン)が自分を奮い立たせるときに“パワーポーズ”ってのをやるんですが、見ててなんとなく恥ずかしくなった位でしょうか。なんとなく恥を捨てきれてないというか、そんな感じ。
これ、コンヒョジンがやったらもっといいシーンにできるで。とか思ってました。
ただの妬み嫉みですが。
ウノ(イジョンソク)に「ヌナ~!」って呼ばれたい呼ばれたい呼ばれたい!
 

とにかくウノが終始優しいんです。
普通は韓国ドラマでは前半ツンで後半デレってのがお決まりなのに、ウノはず~っと優しい。最初から最後までずっと優しい。
年下彼氏にやってもらいたいこと、じゃんじゃんやってくれる。
ドラマの中とはいえ、ず~っと優しくしてくれるから、なんか癒された。ありがとう、イジョンソク。
イジョンソクも、キスシーン職人と呼ばれてますね。
納得。彼のキスシーンはリアリティもあり、なおかつ撮られ上手。まさにプロ。心臓持っていかれるほどときめいた。

イジョンソクを初めてみたのは、シークレットガーデンだったのですが、そのときもこのイケメン何!?だれ!?めっちゃかわいいやないか!このイケメン誰や!と思ってすぐにググりました。才能ある生意気なティーンネイジャーな役だったのですが、それがもうぴったり。
あの生意気だった男の子が、編集長の役をするまでに大きくなっただなんて。ヌナ感無量です。

ちなみにドラマ班メンバーの中ではイジョンソクを「天使」と呼んでいます。
イジョンソクは写真も良いけど動いてると尚良い。
イジョンソクドラマを見てない友達が、「なんか苦手な顔、無理、興味ない」と言っていたのですが、ドラマを見たあとはあっさりファンになりましたw
あのベビーフェイスにムキムキの細マッチョ、長身、そしてあの低い声。かわいい笑顔。毎シーン、ギャップにやられっぱなし。
特にこのドラマはラブいシーンが多かったので何度もやられました。
 

ロマンスは別冊付録 韓国ドラマと”本“について

韓国ドラマと”本“

最近韓国ドラマで“本”がテーマになっている事が多い気がします。
でもうちの韓国語の先生によると、日本人は地下鉄とかでも本を読んでる人を見かける事多いけど、韓国の地下鉄で最近本を読んでる人を見かけた事がない、とのこと。
言われてみたら確かにそう。ソウルやプサンの地下鉄内を見渡してみても、ご年配の方も器用にスマホを使いこなして本なんか誰も読んでない。

その割には、思いつくだけでも、最近本が重要アイテムとして出てくる事が多い。

・サイコでも大丈夫・・・ヒロインが作家
・春の晩に・・・ヒロインが図書館司書
・スカイキャッスル・・・作家出てくる
・キム秘書・・・図書館みたいなん創立する
・愛の不時着・・本棚に並んだ本のタイトルを使って告白

ちょっと脱線しますが、学生のときに、授業で習った事を思い出しました。
人というのは、そのへんにいつもある物は描かない。待ち遠しい物とか、懐かしい物とか、珍しい物とか、手に入りにくい物を描きたがるものである、と。
イギリス人がよく花を描いたり、花柄の壁紙をあしらうのは、イギリスは暗い冬が長いから花が咲く春が待ち遠しいからだ、と。
人が男女の愛を語りたがるのは、愛が永遠ではないと分かってるからだ、と。
 

それを当てはめてみたら、韓国で、もはやレアアイテムになっている本がドラマの中に出てくるのも、なんとなく納得できる。
おしゃれアナログアイテムね。フィルムカメラとか、レコードとか。そっちのなつかし系アイテムになりつつあるのかな。
。。。。というインコヌナの勝手な解釈です。
 

COEXの中に天井まで本棚にしたた巨大なディスプレイもありますね。

素敵です。
いわゆる映えスポットですね。図書館なんですが、貸出は出来ないそうです。

こういうの見ると本がすごく素敵なおしゃれアイテムに見えてくるし、本を読むって事がすごく特別な事に見えて来る。
特別な事に見えるという事は、裏を返せば日常ではないのかもしれないな、と思ったりするわけです。
 

韓国と日本の小説

それとちょっと嬉しかったのは、夏目漱石の話が出てきたこと。
夏目漱石は「I LOVE YOU」を「月が綺麗ですね」と訳したというエピソードが大事な部分で出てきます。
月が綺麗ですねのエピソードって、日本が誇る日本らしい素敵な名訳じゃないですか?
反日を感じるドラマを観て悲しくなる事もありますが、全く反日感なく、このエピソードをこのドラマが選んでくれたのがとても嬉しかった。韓国の友人と話をしていると、わりと日本の小説のファンの人は多いんですよね。

もしかしたら一部のインテリ層の方だけなのかもしれませんが、辻仁成さんや村上春樹さんあたりが人気なような気がします。
日本文化は韓国人の間に浸透してるんだな~と思ったりしました。昔、韓国人の小説家誰か知ってる?と聞かれて一人も答えられなくて、アイドルや俳優の話しか出来ず、アホさ丸出しでなんか恥ずかしかった記憶があります。

 


ロマンスは別冊付録 韓国ドラマあるある

では韓国ドラマあるあるチェック項目を見てみましょう。

ロマンスは別冊付録レビュー

8つ該当。平均的ですね。

見て損しないラブコメです。
 

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